抹茶をふわふわにする泡立て器、なんて名前なの?

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よく抹茶味のお菓子のパッケージに登場するふわふわ泡の抹茶。

そのふわふわの泡を作る「泡立て器」の名前をご存じですか?

抹茶を点てるのになくてはならない必須のお道具なのですが、意外と名前は知られてないんですよね。

しかもあまり見かけず、どこで売っているかもわからないし、抹茶を点てるためだけにわざわざ買うのもなぁ…代用できるものはないの?と思いますよね。

この記事では抹茶をふわふわにする「泡立て器」名前どこで買えるか、また代わりに使えるものなどを紹介しています。

目次

「泡立て器」の名前は「茶筅(ちゃせん)」です!

茶道で抹茶を泡立てるのに使う泡立て器は茶筅ちゃせんという名前です。

ですが、実はこの茶筅は抹茶を泡立てる用途のものではないんです!

「お湯と抹茶の粉とを混ぜ合わせる」というのが本来の用途

というのも、流派によって抹茶を泡立てる流派泡立てない流派があるからです。

表千家武者小路千家ではあまり泡立てず裏千家ではふわふわに泡立てます

私は裏千家茶道を習っているので、きめ細やかに泡立てられるほど「うまく点てられた!」と思うのです。

 ↓おうち用にはこちらの抹茶を茶筅でシャカシャカっと点てて、ホッと一息ついています!

 ↓茶道具を購入してみました!大満足のセットです(*^^*)

茶筅はどこに売っている⁉

茶筅は茶道具店抹茶を売っているお茶屋さんになら間違いなくあります。

ただ茶筅のためにわざわざ行くのは手間ですし、普段入ったことないお店であれば緊張して足取りも重くなりますよね。

そこで茶道具店、お茶屋さん以外で売っているお店を調査しました!

・伊勢丹などの百貨店
・ダイソーなどの100円ショップ
・ニトリ
・無印良品
・ロフト
・東急ハンズ
・カインズなどのホームセンター

上記のお店では取り扱いがあるようです。

ただし店舗によって品揃えが違うため、店員さんに確認する方が良さそうです。

・通販

通販は到着までに時間がかかるものの、金額や種類を選べるところがメリットです。

オススメは竹製の100本立!

使っている竹の種類、穂先の数、竹製か樹脂製か?など種類がありすぎて迷ってしまいますね。

流派や熟練度によって使う茶筅は変わるのですが、ふわふわの泡を作りたい茶道初心者の方には白い竹でできた100本立がオススメ!

穂先の数は多い方が泡が立ちやすいので、80本よりも100本の方が初心者の方でも簡単にふわふわの泡が作れます。

茶筅には120本立の茶筅もあるのですが、本数が増えると持ち手が太くなるので、120本だとちょっと扱いづらいと思います。

それでちょうど間の100本立がオススメなのです。

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「くせ直し」って必要?

また通販を見ていると茶筅と「くせ直し」がセットで売られているものが多いと思います。

「茶筅休め」も「くせ直し」と同じものなのですが、くせ直しってなに?絶対必要なの?と思いますよね。

茶筅の原料である竹はまっすぐ伸びようとする性質があり、茶筅は一度使うと穂先のカールが取れてしまいます

また使用しているうちに穂先がすぼまってきてしまうのです。

そこで使った後はくせ直しに入れておくことで穂先のカールを維持しつつ、茶筅がすぼまるのを防ぐという効果があります。

茶筅が長持ちするのでできれば一緒に購入したいものです。

出典:楽天市場

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茶筅を使う前にお湯に浸して馴染ませて!

茶筅はとても繊細です。

乾いている状態の竹は折れやすいため、乾いている状態の茶筅でいきなりお抹茶を点て始めると、点てているうちに穂先が折れて、お抹茶の中に入ってしまします。

茶筅の破片が入ったお抹茶、せっかくふわふわの泡ができてもおいしさ半減ですね(´;ω;`)

そこでひと手間!

お抹茶を点てる前にお湯にひたしておくことで竹が柔らかくなり折れにくくなります。

茶筅の持ちも大きく変わってくるので、ちょっとめんどうですが絶対やりましょう!

茶筅の代わりに使えるもの!

ここまでお読みいただいて、もしかしたら、「茶筅は保存や手入れが大変そうだぞ…」と思われた方もいるかもしれません。

そこで抹茶を点てるのに代用できそうなものを紹介します!

電動クリーマー

今は100円ショップで売られているのを見かけますね。

ふわふわの泡を作るという意味では一番用途にあったものです。

茶筅だと少し技術が必要になりますが、電動クリーマーならどんな人でもふわふわの泡が作れるというのが利点ですね。

また慣れない茶筅よりも短時間で泡が作れるかもしれません。

プロテインシェイカー

プロテインの粉と水を混ぜ合わせるものです。

粉と水を混ぜるものなので、抹茶とお湯もしっかり混ざります

ただふわふわの泡を作れるか、というとどうでしょうか…?

だいぶ大きな泡ができそうですが、シェイカーなので持ち運びができるというのが良いところですね。

職場や学校でお抹茶を飲むならシェイカーが大活躍ですね✨

小さいサイズの泡立て器

お菓子作りなどで使う泡立て器の小さいサイズのものであれば、ボウルに比べて小さなお茶碗でも混ぜ合わせることができます。

抹茶とお湯はバッチリ混ざりますが、ふわふわの泡を作るのはちょっと難しそうですね…。

でもおうちにある可能性が一番高いものですね。

あるのもので抹茶を楽しんでから、やっぱり本格的に点てたい!ということであれば、それから茶筅を購入してもいいかもしれません。

おまけ

抹茶を点てるのに最低限必要な専門道具は茶筅と抹茶だけ!

抹茶を点てるのに最低限必要な専門道具
・茶筅
・抹茶
これだけです。(茶筅は代用もできますが。)

他の道具は専門のものでなくとも代用が可能です。

・お茶碗 → カフェボウル
・茶杓 → 小さじ

無印良品で見つけたガラスボール小はサイズもちょうどよく、ガラス製なので、ふわふわの泡を横からも眺めることができて楽しいです!

茶道の本質とは抹茶を点て、おいしく飲むこと!

専門の道具はものによっては必要ないのです。

でもやっぱりこだわりたい!という方は全部セットになっているものがオススメ🌟

スクロールできます
出典:楽天市場
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出典:Amazo

すてきな茶碗があると気分が上がるかも✨

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まとめ

抹茶を泡立てる泡立て器の名前は茶筅ちゃせんです。

茶道具店、抹茶を売っているお茶屋さん、通販はもちろん、店舗によりますが、百貨店100円ショップニトリ無印良品ロフト東急ハンズ、ホームセンター等に売っています。

代用品としては電動クリーマープロテインシェイカー小さいサイズの泡立て器が使えそうです。

ふわふわ泡のお抹茶で一息ついてください(^^)

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この記事を書いた人

20代後半のOLで、裏千家で茶道を始めて10年ほどになります。
お菓子が食べたくて入った茶道部から10年…。
現在もゆるゆると続けています。
茶道を始めて1番よかったことは、一生の趣味を見つけたこと!
やればやるほど、奥が深くておもしろい世界です。

私の記事が少しでも参考になれば幸いです(*^^*)

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