今日のお稽古~四ヶ伝/盆点~

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今日も暑かったですね🌞

今日は今年初めて、先生がお稽古するお部屋にクーラーを入れてくださっていました!

お菓子をいただいているときは「涼しい~」と思っていたのですが、

やはりお点前をするときはお釜に近いので汗だくだくでした(-_-;)

目次

今日のお花

むしかり(虫狩)

別名:大亀の木

虫が好むというので「ムシカリ(虫狩)」が正式名。亀の甲羅のような形をしたちりめん状の葉から「オオカメノキ(大亀の木)」という別名が付いたそうです。

四季の山野草

「むしかり」という名前もお花も聞いたことも見たこともなかったのですが、家に帰ってきてから調べてみたところ、むしかりの実は見たことがありました!

近所になっていた気がします。

なんだか茎が赤くて血管みたいですね…。

出典:四季の山野草

みやこわすれ(都忘れ)

名前の由来は、鎌倉時代に承久の乱を起こした末、大敗し、佐渡に流刑された順徳天皇が佐渡に咲いていた可愛い花を眺め、都への思いを忘れようと和歌を詠んだことからつけられたんだとか。

みやこわすれの花言葉「別れ」「しばしの憩い」

この花言葉も順徳天皇のエピソードからつけられたと言われているようです。

出典:暦生活

可愛らしい見た目からは想像がつかないような名前も由来を知れば納得ですね。

名前の由来がちょっと切なくて、名前の響きが好きなお花です。

しもつけ(下野)

名前の由来のひとつは栃木県のあたりにたくさん自生してたため、栃木県の旧名「下野国(しもつけのくに)」から由来したとか。

もうひとつは花の咲き方が霜がふんわりと降りたように見えることから「霜付き→しもつけ」と変化したとか。

Green Snap

一番の特徴は、花から細い糸のようなおしべが伸びているところ。

ひとつひとつは可愛いお花ですが、満開に咲いた様子は集合体恐怖症の方にはやや恐ろしく感じられるのではないでしょうか…💦

今日のお稽古~四ヶ伝/盆点~

今日は四ヶ伝盆点(ぼんだて)をお稽古していただきました。

盆点とは「四ヶ伝」のお点前のうちのひとつで、資格では中級になります。

教本などはなく先生からの口伝となるため、忘れないように自分でノートを作っていく必要があります。

こんなこと言ったらだめなのですが、実は四ヶ伝の中で盆点が一番好きなお点前なんです。

私的好きポイントは、

  • 格式高そうなかっこいいお盆の上に、まんまるつやつやな茶入がぽんと乗っているところ
  • 茶入を扱う前に揉み手をするところ
  • 象牙の茶杓も透明感のある白さが上品で道具そのものはもちろん、丁寧に2度拭きするところ

今日はつやつやの文林型の茶入を使いましたが、手が大変汗ばんでいて茶入を清める際のまわす動作に苦労しました。

もともと茶入のまわし方がうまくなく、指先でまわしてしまう癖があり、人差し指がぴょこぴょこ動くところを注意されているのですが、茶入に手が引っ付いてしまいなかなかうまくできません…。

修行ですね!

また仕服を脱がせたあと、置くときに水返し釜返しかいつも迷ってしまうのですが、「唐物は水返し、和物は釜返し」と教えていただきました。

これで迷うことはなくなりそうです。

それから四方捌き。四方捌きは動きが難しく、意識することが多いです。

いままでの注意点を整理すると

  1. 持っている袱紗の中心線が左ひざより外側になるように上半身を左にツイストさせる
  2. 袱紗の持ち方は手首が上がらないように、親指と人差し指でつまむように持つ
  3. 右後ろからの光を想定して左手を右手より高くする

流れはOKと言っていただきましたが、茶入のまわし方と四方捌きについては改善点があるので、ここに書き留めて、次回は同じことを注意されないように意識したいです!

流れを覚えてスムーズにできるようになると、流れ以外のところに気を遣えるようになるので、お点前は流れを覚えてからが楽しいですね。

新しいお点前を教えていただくのももちろんおもしろいのですが、なにせ流れがわからず、先生の言葉通りに動くことで精一杯。

スムーズにできるお点前が増えるとやっぱり楽しいのだなと再確認したお稽古でした。

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この記事を書いた人

20代後半のOLで、裏千家で茶道を始めて10年ほどになります。
お菓子が食べたくて入った茶道部から10年…。
現在もゆるゆると続けています。
茶道を始めて1番よかったことは、一生の趣味を見つけたこと!
やればやるほど、奥が深くておもしろい世界です。

私の記事が少しでも参考になれば幸いです(*^^*)

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