抹茶のスイーツ、おいしいですよね。
買ったスイーツももちろんおいしいですが、自分でおいしく作れると嬉しいですよね。
お菓子は料理よりも繊細で、成功するかどうかはどれだけ正確に計量できるかにかかっていると言っても過言ではありませんね。
自分でお菓子作りをする際、レシピによって「ml」と「cc」と「g」の表記があり、困ったことはありませんか?
この記事では抹茶の「ml」と「cc」と「g」のそれぞれの量や関係についても書いています。
抹茶パウダー5グラムは約小さじ2杯
抹茶の比重は「0.55」です。
この比重というのがちょっと難しいですが、水で例えると、
水の比重は「1」なので 1ml(cc)=1g です。
抹茶の場合は比重が「0.55」なので 1ml(cc)=0.55g ということになります。
つまり 5g=5g÷0.55=9ml(cc) となり
小さじ1=5ml(cc)のため、抹茶5gは約小さじ2となります。
正確には小さじ1と4/5ということなので、2杯目はやや少なくするとピッタリ5gを計ることができます。
抹茶パウダー5グラムは茶杓(ちゃしゃく)だと大盛4杯
ちなみに茶道で使う「茶杓」だと、茶杓大盛2杯=約小さじ1になるので、5g=小さじ2=茶杓大盛4杯となります。
つまり、薄茶は抹茶2.5g(茶杓2杯)、濃茶は抹茶3.75g(茶杓3杯)を使っている計算になります。
ピッタリ5グラムで売ってる商品
残念ながら5gピッタリで売っている商品はありませんでしたが、便利そうな個包装のものを発見しました。
また製菓用抹茶の楽天でのランキング1位の商品ならおいしくできること間違いなしですね!
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おまけ①~お菓子作りに必須知識!mlとcc~
レシピで「g」と同様に見かける「ml」と「cc」の表記。
抹茶におけるmlとgの関係については上記で書きましたが、mlとccについてはどういう関係なのでしょうか?
mlとccはそれぞれ体積を表しており、1ml=1ccです。
1mlは1Lの1/1,000の体積で、一辺の長さが1cmの立方体の体積です。
1cm×1cm×1cm=1cm3 です。つまり 1ml=1cm3 となります。
ccとは「cubic centimetre(立法センチメートル)」の頭文字でcm3のことです。
つまり1cc=1cm3となります。
結果、「1ml=1cm3=1cc」ということになるのです。
1ml=1ccと覚えておくと、レシピでml表記でもcc表記でも焦ることなく対応できるようになりますね!
おまけ②~抹茶のカロリー~
抹茶を飲むのが好きな方はあまり抹茶のカロリーを気にしたことがないかもしれません。
実は抹茶のカロリーは100gあたり237kcalもあるんです。
ですが一人分のお抹茶(薄茶)に使う抹茶は、茶杓2杯で2.5gほどなのでカロリーは6kcalほどとなります。
ちなみに
・緑茶、ほうじ茶、烏龍茶は0kcal
・麦茶は1kcal
・無糖の紅茶は2kcal
・コーヒーは4.1kcal
となっています(いずれも100gあたり)。
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
こうしてみると抹茶は飲み物の中でもカロリーの高い部類になります。
抹茶はヘルシーなイメージがあるので、意外ですよね!
抹茶のカロリーがどうして高いかは、抹茶という飲み物が、どういう飲み物であるかを考えれば答えが出ます。
抹茶は原材料である「碾茶」の葉を摘んだ後、蒸して乾燥させ炒って熟成させ、石臼で挽いて粉末にします。
そしてその粉末とお湯を混ぜ合わせて飲むのが抹茶です。
他のお茶は茶葉をお湯や水に入れ、味や甘み、成分を抽出させて飲みますが、抹茶は粉末にしたお茶の葉そのものを飲んでいるのです。
そのため、カロリーだけでなく、お茶の葉に含まれるたんぱく質や炭水化物、食物繊維なんかも他のお茶に比べて多く含まれているのです。
まとめ
まとめです!
- 抹茶は比重が0.55のため、抹茶5g=約小さじ2
- 薄茶に使う抹茶は茶杓2杯で2.5g、濃茶で使う抹茶は茶杓3杯で3.75g
- mlとccの関係は、どちらも同じ体積を表していて1ml=1cc
- 抹茶はお茶の葉そのものを飲んでいるため、ほかのお茶に比べてカロリーが高く、抹茶1杯あたり6kcalほど
お菓子作りや毎日の生活に役立てば何よりです。
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