ママの振袖で成人式に出る予定だと友達に言ったら「お金持ちなんだね」と言われた…。
ママ自身が成人式のときに着た振袖を、娘が成人式の時に着る…それがママ振袖。
振袖=高級品というイメージから「ママが振袖を持っている人はお金持ち」という印象を持たれることもあるようです。
ちなみに成人式でママ振袖を着用する人の割合は、2020年では全体の31%だそうです。
そんなママ振袖のメリット・デメリットを紹介します!
①成人式の費用を抑えられる
②レトロな柄などを楽しめ、他人と被りにくい
①品質には注意!
②流行りの色柄ではないためダサく感じる
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メリット①成人式の費用を抑えられる
成人式の振袖のレンタル費用は10~30万円ほどといわれています。
これには振袖のほかに帯や草履、バックなどの小物、着付けとヘアメイクの料金が含まれることが多いのですが、それでも高くてびっくりしますよね。
お母様が持っている「ママ振袖」を着用すれば、成人式の費用はグッと抑えることができます。
ちなみに成人式の費用の内訳は以下のようになっています。
○振袖&長襦袢:38,000円~
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○袋帯:13,000円
○帯締め・草履などの小物:19,000円
○着付け道具一式:12,000円
○着付け&ヘアメイク:20,000円
合計:102,000円~
※参考:みたけ工房
メリット②レトロな柄などを楽しめ、他人と被りにくい
振袖の色柄にも洋服同様、流行りがあります。
今、流通している振袖を着ると、周りの人と似たような雰囲気になりがちですが、ママ振袖なら当時の流行デザインのため違うテイストの振袖を着こなすことができます。
お母様の年代によって当時流行っていた色柄は違ってきますが、おおまかな振袖の色柄の流行は以下のようになっています。
1980年代(バブル期前半)
パステルカラーで日本古来から伝わる魔よけや厄除けの意味が込められた古典柄の小さめの柄をたくさん配しているものが人気でした。
古典柄の振袖
七宝
松竹梅
くす玉
扇
1980年代(バブル期後半)
色鮮やかなはっきりとした配色と大きめの花柄やストライプ・幾何学模様の大正ロマン風の振袖を「粋に着こなす」のが流行しました。
大正ロマン風の振袖
1990年代
バラや蝶などの洋柄と和柄が合わさった「モダン柄」が流行。柄が少ないシンプルなものが人気でした。
モダン柄の振袖
2000年代
ギャル系雑誌で振袖特集が行われ、盛髪、小物にファーやレース、パールなどを使った派手で個性的な着こなしが流行しました。
ギャルっぽい振袖
現代
ダスティーピンクやベージュ、ブルーグレーといったくすみカラーやニュアンスカラーの振袖が増えています。また柄のない無地の振袖に帯や小物で自分だけの個性を出す、自由度の高いコーディネートが流行っています。
今っぽい振袖
参考:きものラボ「成人式の振袖動向30年前から現代・未来」
デメリット①品質に注意!
近々成人式を迎える方のお母様であれば、現在50代くらいでしょうか?
お母様が成人した30年くらい前は、ちょうどバブルの時代でした。
この時、販売されていた振袖は職人が手染めした一点物の高品質な振袖と今よりも生地や加工の質が悪い低コスト&量産タイプの低品質の2種類が販売されていました。
ママ振袖を成人式で着る予定なら事前に振袖を広げてみて、柄の箔が剥がれていないか?シミやカビ・汚れがないか?など着られる状態なのかどうかを確認しておきましょう。
箔剝がれの場合、お直しに1~3か月程度要するようなので、確認は早めに!!
↓箔剥がれのお直し
デメリット②流行りの色柄ではないためダサく感じる
「メリット②レトロな柄などを楽しめ、他人と被りにくい」の反対の側面ですが、流行りの色柄ではないため古臭く、ダサく感じる人もいると思います。
ここ最近の振袖の流行りは色柄ともに落ち着いたものが多いので、実際に年代物のママ振袖はレトロな雰囲気になりがちです。
そこで帯や小物の色調を合わせたり、草履ではなくブーツを合わせることで今っぽくコーディネートすることも可能です。
↓ママ振りコーディネート例
コーディネート例1
コーディネート例2
コーディネート例3
コーディネート例4
コーディネート例5
コーディネート例6
ママ振袖を着るなら事前に確認しよう!
ママ振袖を着るのであれば、全部コミコミで用意してくれるセットではないため、抜けや漏れがないように事前に準備が必要です。
①振袖のサイズが合うか確認
②シミやカビがないか
③足りない小物がないか
④当日の着付け・ヘアメイクの予約
①振袖のサイズが合うか確認
母子の身長差が5cm以上ある場合には、袖がつんつるてん、もしくは萌え袖みたいに余ってしまうのでお直ししないと着ることができません。
近くの呉服店や着物専門店に相談してみてください。
ちなみに丈のお直し料金の相場は1万5,000円ほどです。
お直しには時間がかかるので早めに確認、お直しをして当日に確実に間に合うようにしてくださいね!
②シミやカビ・汚れがないか
どんなにきれいに保管していても、汗ジミなどは時間が経つにつれ浮き出てくることがあります。
シミやカビ・汚れはもちろん、シワやほつれがないかも、細部まで確認しましょう。
もしシミや汚れがあったら、着物のクリーニングを行っている専門店にクリーニングに出しましょう。
その際、「染み抜き」のメニューを選ぶようにしてください!
というのも目に見えるシミや汚れは、全体を機械で洗浄する「きもの丸洗い」のメニューでは落ちず、手作業での染み抜きが必要だからです。
クリーニング内容をよくわかっておらず、染み抜きメニューを選ばなかったため、着物をクリーニングに出したのにシミや汚れが落ちなかったという失敗例は実は多いのです。
③足りない小物がないか
振袖を着るにあたって必要な小物って実はすごく多いんです。
当日、小物がなくて着られない!なんて事態を避けるため、必要な小物がすべて揃っているかしっかり確認してくださいね。
④当日の着付け・ヘアメイクの予約
振袖をレンタルする場合は当日の着付けとヘアメイクもセットでしてくれる場合もありますが、ママ振袖を着る場合は自分で予約をしなければなりません。
美容室では着付けをしてくれるところもあるので、近場やいつも行っている美容室で振袖の着付けとヘアメイクをしてもらうことができるか確認してみてください。
ちなみに美容室での着付け・ヘアメイクの料金の相場は2万円ほどです。
1万円代から!格安振袖レンタル!
一生に一度の成人式なんだから好きな格好で出たいですよね!
もし成人式の振袖レンタル費用を抑えるために、嫌々ママ振袖を着るのであれば、ほかに解決策があります!
それはネットでの格安レンタルです!
高級品のイメージが強い振袖ですが、実は1万円からレンタルできるんです!
1万円未満でレンタルできる振袖
レンタル価格:9,800円
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レンタル価格:7,980円
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1万円代でレンタルできる振袖
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レンタル価格:14,300円
レンタル価格:12,800円
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レンタル価格:22,800円
レンタル価格:25,920円
レンタル価格:24,800円
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価格:26,400円(税込)
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まとめ
この記事をまとめます。
全体の31%
ママ振袖のメリット①成人式の費用を抑えられる
ママ振袖のメリット②レトロなデザインで他人とかぶりにくい
ママ振袖のデメリット①品質には注意
ママ振袖のデメリット②流行りの色柄ではないためダサく感じる
振袖は1万円からの格安レンタルが可能
あなたの成人式が良いものになりますように!
成人式に振袖で出席した先輩として、楽しい時間となることをお祈りしています!
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